インターネットの世界は、広いように見えて実はとても狭いです。
インターネットを利用する人は日本だけでも何千万人といますが、その一人ひとりが大切なお客さまです。
ホームページを使えば、きわめて効率的に、多くの人にお店や商品を知ってもらうことができますが、だからといって、大量に告知して、大量に売ってやろうというのはかえってお店にとってマイナスです。
パソコンの向こう側には、生身のお客さまがいらっしゃいます。
そのお客さまひとりひとりが満足し、よい評価をしてくれるようなホームページづくり、いわばウェブを通して接客する、という感覚が大事なことはいうまでもありません。
この部分は、リアルな店舗と何も違いはありません。
過度や呼び込み、過大な広告でお客さまの心を煽りまくってしまうと、その場では売れているように見えても、お客さまの心に『買わされた』感が残りますので、結果的にはお客さまの不満や低評価を招いてしまうことになりかねません。
特に、ブログや口コミサイトでアピールしている店舗様は、お客様が簡単にコメントを載せられるため、「期待していたものと違う」とか「広告の内容と違っていた」といった、お店にとってあまりありがたくない書き込みが残ってしまうこともあります。
こうした事態を引き起こさないためにも、基本は自社のホームページでしっかりと情報を発信すること、その情報に責任を持つこと、そして、その商品やサービスを必要と思ってくださるお客さまの身になって、誤解を与えないホームページづくりをすることが何より大切です。
そういうお店の誠実さや姿勢をしっかりと伝えていくほうが、結果的には安定して長く売れ続けますし、お客さまの信頼度も高まっていきます。