たとえば、店先にたくさんのケーキが並んでいて、一つだけ選ぼうとすると、迷ってしまってなかなか決められない、ということがありますね。
この『迷ってしまう』というのはホームページで集客するときには、できるだけ避ける必要があります。
お客さまを迷わさせてしまうと、お客さまの心に『ためらいのマインド』が生じます。
決められないで入ると、結局、「今はいいや、また今度……」となってしまうんです。
ですから、ホームページで商品を売りたいとき、たとえば10種類ある商品をすべて紹介するよりも、売れ筋の商品1種類だけに特化して、その商品の売上を確実に伸ばすような作り方をしたほうがよいことがあります。
ただもちろん、品揃えの豊富さをうたって、いろいろな商品を掲載しなければいけないこともあります。
たとえば、中古車販売店などのホームページがそうですね。
そういう場合は、『今月のお薦め』とか、『店長お薦め』といったように、お客さまの選択を手助けするコーナーをつけておくとよいです。
『お薦め』というコーナーをつけることで、そのお店がどういう商品に力を入れているか、どのくらいクオリティの商品をメインに扱っているかがわかりやすくなり、お客さまにより積極的にホームページを見ていただける可能性が高くなります。
もちろん、書き方は、『お薦め』とかじゃなくても『今月の特選車!』とか、『イチオシ紹介!』とかでも構いません。
いわゆる『目玉』を置くことで、お客さまに選びやすくしていることが大事です。
ただし、目玉商品ばかりをずらずらと掲載になってしまうのはかえって逆効果です。
お薦めは多くて3つまで。
それ以上あると、お客さまをかえって迷わせてしまうからです。