ホームページで商品やサービスを売りたいとき、会社やお店がどのくらいその商品を本気で売ろうとしているかを、お客さまは直感的に見抜きます。
もちろんダイレクトに、「これを買わない人は絶対に損ですよ」とか「今買わないと一生後悔しますよ」とか煽りまくるのもどうかとは思いますが、少なくても、お店(会社)として、「これは売れる!」と本気で思い込んで仕掛けていかなければ、決して爆発的に売れることはありません。
ポイントは、『一点突破』です。
ホームページでは、主張したいことはいくらでも語れますし、『これも言いたい、あれも伝えたい』と思ってしまうこともよく理解できるのですが、お客さまにしてみれば、「ウチはココだけは絶対よそには負けません!」といわれたほうが、はるかに心が動かされることもあります。
まずはお店で扱っている商品やサービスのなかで、イチオシをピックアップして、アピールするポイントを十分に絞ったうえで、お客さまに対して、なぜこの商品(サービス)がオススメなのか、なぜお客様はこの商品を今買うべきなのかを鋭く伝えることです。
テレビの通販番組とか見ててもそうですよね。
限られた時間の中で、お客様に『買いたい』と思っていただくには、その商品が『特別で、他とは違う、しかも今しかないチャンスだ』といかにアピールできるかにかかっています。
アピールするときのポイントとしては、『その商品の売りとなる際立った点』つまり一つの鋭角を示すことです。
鋭角をあえて示すことによって、あまり優れていない点に対しては、自然とカバーできる効果もあります。
たとえば、2シーターのオープンカーは、幌を外して走る爽快感や、車を操る一体感をアピールできますが、反面、荷物や人が載せられないといったデメリットもあります。
でも、こうしたデメリットは、お客様に、その商品の優れた点を鋭角的にアピールすることで、『そのメリットのためなら、このくらいは目をつぶれる』と好意的、肯定的に受け止めていただける可能性が高いです。