沖縄県那覇市の琉球楽器 玄工房は、三線の製作、販売、修理、体験と教習を行うさんしん屋です。

    沖縄県那覇市泊3丁目2-11玄工房ビル1F
TEL 098-862-4818


ご希望により、世界にひとつのオリジナル三線も製作します



『玄工房』は、三線、太鼓、三板などの琉球楽器の製造、販売、修理を手掛けています。
三線(さんしん)は、沖縄を代表する伝統文化として、15世紀以降に琉球王国で独自に発展した楽器です。
『玄工房』では、三線の魅力をより多くの方に知っていただき、親しんでいただくために、初めての方でも安心して始められるよう体験・教習にも力を入れています。

また、多くの方に三線の魅力を知っていただくきっかけになればと、Youtubeによる動画配信を精力的に行っています。

「『美ら歌』『美ら音』『美ら三線』を創る工房を目指します」という知念さんの熱い想いが、三線の美しい音色を通して、今日も聴く人の心に、じんわりと優しく染み込んでいきます。


玄工房でつくられる三線は、胴(チーガ)の部分に本物の蛇皮を用いています。

蛇皮は『本張り』と呼ばれる方法で張られ、張りの強さはその日の気温や湿度によっても調整していく必要があり、職人としての長年の経験と勘が求められる部分です。

また、棹(サオ)の部分は、三線の音色と価値を決めると言われ、わずかな反りや歪みが音色に大きな影響を与えます。
これも職人技なくして作り出すことはできません。

玄工房では、棹の部分には、カリン、ゆしきなどの原木を使い、人工素材は使用しません。
また、原木は湿気を抜くために数か月以上自然乾燥させ、材質がよく締まった状態で使っています。
 
実は、三線の修理ができる職人は多くありません。
そのため、長年愛用していた三線を、やむなく買い替える方もいらっしゃるそうです。

しかし、愛着があり大切に使われてきた三線を、どうしても直したい、使い続けたいという方も多く、玄工房では、蛇皮の破れや棹の漆の剥がれ、カラクイ(糸巻き)の修理もしています。

修理費用は、直接お店に持ち込むか、メールで画像を送るなどによって、相談の上で決まるとのことです。

お持ちの三線を修理したい方は、気軽に相談してみてくださいね。

修理が終わるまでの時間は、天気次第ですが、蛇皮の張替えは2~3日、カラクイの修理は30分、漆の塗り替えは2週間~1ヶ月くらいかかるそうです。
 


体験と教習は三線の他、太鼓、三板も随時行っています。
時間はいつでもOKですが、オーナーが不在の時もありますので、事前に電話でご確認ください。
お茶を飲みながら、談笑しながら和やかな雰囲気の中、経験に応じて進めていくことができます。

  




玄工房のオーナー、知念忠司さんは、三線の唄者としても活動しています。
YouTubeにて、多くの動画を公開中です。右のボタンからリンクしていますので、こちらもぜひご覧ください。 


【オーナーさん ご紹介】


  琉球楽器 玄工房のオーナー、知念 忠司さんです。

三線ちゅくやぁ(職人)であり、唄者でもあります。
優しく穏やかな人がらが、演奏にもよく現れていて、聴いているだけで心が和みます。

沖縄民謡の歌姫・大城美佐子さんのお店「島思い」でも週2回(水・金曜日/20:00~)三線ライブ出演していますので、ぜひ、生の演奏と唄を堪能してみてくださいね。

玄工房の地図


  沖縄県那覇市泊3丁目2-11玄工房ビル1F
TEL 098-862-4818
営業時間/月~土曜日(11:00~19:00)
定休日/日曜日

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